bitFlyer Crypto CFD

Lightning FX の廃止およびbitFlyer Crypto CFD の開始に関するお知らせ

いつも bitFlyer をご利用いただき、誠にありがとうございます。
これまでお客様にご利用いただいておりました Lightning FX は、2024年3月28日 (木) 18:00 をもってサービスのご提供を終了いたします。
また、終了と同時に、新サービスとして bitFlyer Crypto CFD を開始いたします。

Lightning FX の終了および bitFlyer Crypto CFD の開始に伴い、変更手続きのために下記日時で3時間のメンテナンスを実施予定です。
メンテナンス中は取引所および Lightning を一時停止いたします。

・メンテナンス予定日時：2024年3月28日 (木) 18:00 〜 21:00

※ 今後、Lightning FX の終了および bitFlyer Crypto CFD の開始予定日時は変更となる可能性があります。変更となる場合は、予めお客様へご案内するようにいたします。

2024年3月28日 (木) 18:00 〜 21:00 のメンテナンスタイムスケジュールは以下を予定しています。

bitFlyer Crypto CFD は、Lightning FX と比較して「暗号資産関連店頭デリバティブ取引」としての商品性が異なるため、bitFlyer Crypto CFD の提供開始に伴い、契約締結前交付書面 (暗号資産関連店頭デリバティブ取引) を 2024年3月28日 (木) 付で改定いたします。

改定後の契約締結前交付書面 (暗号資産関連店頭デリバティブ取引) はこちらをご確認ください。

また、bitFlyer Crypto CFD をご利用いただくためには、改定後の契約締結前交付書面 (暗号資産関連店頭デリバティブ取引) に同意いただく必要がございます。

Lightning FX の終了時点で建玉をお持ちのお客様につきましては、Lightning FX が終了となる【2024年3月28日 (木) 17:59 まで】に、改定後の契約締結前交付書面 (暗号資産関連店頭デリバティブ取引) に同意いただくことで、Lightning FX でお持ちの建玉を決済や更改を経ることなく、契約内容の一部変更として、bitFlyer Crypto CFD へ建玉を移行いたします。なお、この移行時に、Lightning FX 建玉の評価損益は、スワップポイント累積分やSFD相当分も含めて、そのまま bitFlyer Crypto CFD の建玉として引き継がれます。

■■■ 【重要】お客様へのお願い ■■■

以下の「お客様へのお願い」をご一読の上、ご対応をお願いいたします。
改定後の契約締結前交付書面 (暗号資産関連店頭デリバティブ取引) はこちらをご確認ください。

■■■ 【重要】期限までに同意いただけない場合 ■■■

Lightning FX が廃止となる【2024年3月28日 (木) 17:59 まで】に、改定後の契約締結前交付書面 (暗号資産関連店頭デリバティブ取引) に同意いただけないお客様につきましては、以下の ①bitFlyer Crypto CFD に対する利用制限、②Lightning FX の未約定注文および未決済建玉に対する措置のそれぞれが発生しますので、予めご了承ください。

■■■ 【重要】 Lightning FX の未決済建玉に対する注意事項　■■■

Lighning FX の未決済建玉に対する強制決済措置に関しては、以下などの影響が発生する可能性がありますので、予めご注意ください。

お客様の意図していない価格にて建玉の決済が行われる
お客様の意図してしない実現損益が発生する

bitFlyer Crypto CFD と Lightning FX の主な違い

暗号資産関連店頭デリバティブ取引である bitFlyer Crypto CFD と Lightning FX の主な違いは以下となります。
詳細については、2024年3月28日改訂版の契約締結前交付書面 (暗号資産関連店頭デリバティブ取引) をご確認ください。

サービス名称および建玉維持対価の名称
SFD (Swap For Difference) 制度の廃止
ファンディングレート制度の導入
乖離拡大時サーキットブレーカー制度の導入 (現物取引価格との大幅な乖離防止向け)
ロールオーバー制度の導入 (下記2点を含む)
- 新たな証拠金維持率の計算方法とロスカットルールの導入
- レバレッジポイントの導入

1. サービス名称および建玉維持対価の名称

2024年3月28日 (木) 18:00 をもって Lightning FX は廃止となり、同日の21:00 よりbitFlyer Crypto CFD を開始予定です。
なお、「bitFlyer Lightning」という取引所形式の当社サービス名称に変更はありません。

また、新サービスの開始に伴い、建玉維持対価の名称も以下の通り、変更となります。
レバレッジポイントは、後述する満期到来時のロールオーバー処理にて徴収されるため、徴収される時刻がスワップポイントとは異なります。

2. SFD (Swap For Difference) 制度の廃止

これまで Lightning FX では、現物暗号資産の取引価格との乖離防止を目的に、SFD (Swap For Difference) 制度 (※) を導入していました。

※SFD (Swap For Difference) 制度：
Lightning FX の直近取引価格と Lightning 現物 (BTC/JPY) の直近取引価格が 5% 以上乖離している場合に、約定単位で SFD が発生し、建玉の決済時に授受される金銭の額にSFD損益として反映。

Lightning FX の廃止に伴い、SFD (Swap For Difference) 制度も廃止いたします。
また、新サービスの bitFlyer Crypto CFD では、後述する「ファンディングレート制度」を新たに導入します。

3. ファンディングレート制度

2024年3月28日 (木) 21:00 よりご提供を開始する bitFlyer Crypto CFD では、現物暗号資産の取引価格との乖離防止を目的に、ファンディングレート制度を導入します。
当社の「ファンディングレート」は、以下の定義による制度となります。

ファンディングレートに基づく算定金額の授受 (徴収・付与) は以下の通り行われ、授受された金銭の額は、建玉の決済時に授受される金銭の額に反映されます。
なお、当社の自己勘定取引部門が建玉を保有している場合は、当社自身も徴収または付与の対象となります。

ファンディングレートに基づく授受額の算定概要は以下の通りです。

また、ファンディングレートの授受率と価格乖離 (平均乖離率) の関係は以下のようになります。

下記2点の実行タイミングには8時間の時差を設けてあり、具体的なタイムスケジュールは以下になります。

ファンディングレートの授受率の算定とサービス上の公開
建玉保有者間でファンディングレート授受額の授受 (付与・徴収の実行)

4. 乖離拡大時サーキットブレーカー制度の導入 (現物取引価格との大幅な乖離防止向け)

2024年3月28日 (木) 21:00 よりご提供を開始する bitFlyer Crypto CFD では、下記2点の間で大幅な価格乖離が発生することを防止するために、両者価格の乖離水準に基づいて取引の一時中断を行う制度 (サーキットブレーカー制度) を新たに導入します。

bitFlyer Crypto CFD の取引価格
暗号資産現物の取引価格

なお、Lightning FX には誤発注等による取引価格の急変を防止するためのサーキットブレーカー制度が導入されていますが、bitFlyer Crypto CFD においても、取引価格急変防止向けサーキットブレーカー制度を引き続き導入いたします。

暗号資産現物取引価格との大幅な乖離防止に向けたサーキットブレーカー制度の概要は以下の通りです。取引を一時中断している間の注文および注文キャンセルは可能となります。

5. ロールオーバー制度の導入

これまでの Lightning FX では、満期は無期限としてサービスをご提供しておりました。
2024年3月28日 (木) 21:00 よりご提供を開始する bitFlyer Crypto CFD では、下記2点による「1日満期」かつ「満期繰延型」の商品としてサービスをご提供いたします。

当社毎営業日 (※) の日本時間18:00 に満期を迎える
満期を迎える18:00のタイミングで当社翌営業日の日本時間18:00まで建玉の満期を1営業日延長する

※営業日とは bitFlyer Crypto CFD を取引できる当社の営業日を指し、原則として毎日となります。

建玉の満期到来時 (毎営業日日本時間18:00) に行うロールオーバー手続きの概要は以下の通りです。

上記のロールオーバー制度の導入に関連して、bitFlyer Crypto CFDでは、お客様の保有する建玉の証拠金維持率を計算し表示する際に、Lightning 現物で成立した直近現物取引価格に基づき算定した建玉維持必要証拠金を、証拠金維持率の分母とします。

bitFlyer Crypto CFD の建玉維持必要証拠金の額は、当該建玉の取引金額に基づき算出されます (金商業府令117条42項・同条52項)。当該取引金額は、bitFlyer Crypto CFD が指標先渡取引 (金商法2条22項2号) として参照する暗号資産現物取引価格に基づき算出されます (金商業府令117条44項1号・同条54項1号)。bitFlyer Crypto CFD の建玉維持必要証拠金額は、Lightning 現物 (BTC/JPY) で成立した直近現物取引価格を反映して変動し、毎営業日日本時間18:00 には追加証拠金請求の要否判定に用いられます。

ただし、証拠金維持率の分子である評価証拠金の計算方法は、Lightning FX の評価証拠金の計算方法と同じです。

また、追加証拠金請求から23時間経過後 (翌営業日 17:00) に証拠金不足となっている建玉に対するロスカットルール適用方法に変更はありませんが、証拠金維持率が50%に達した際に適用されるロスカットについては、新たな方法で計算された証拠金維持率に基づき、即時ロスカットが行われます。

なお、建玉の満期を1営業日延長する際に、建玉数量と bitFlyer Crypto CFD の直近取引価格に基づき、1営業日分のレバレッジポイント (※) を算定し、その支払額を対象となる建玉の評価損益に参入します。

※ロールオーバー制度の開始に伴い、これまでの Lightning FX (ビットコインFX / BTC-FX) にて毎営業日の日本時間24:00に算出および建玉評価損益に参入していた「スワップポイント」支払いは廃止とし、ロールオーバー時の「レバレッジポイント」支払いを新たに導入します。

レバレッジポイントの概要は以下の通りです。

無料アカウントの作成をご希望されるお客様は、こちらからお手続きください。

注意事項（よくお読みください）

・暗号資産は法定通貨ではありません。
・暗号資産は代価の弁済を受ける者の同意がある場合に限り代価の弁済に使用することができます。
・暗号資産の売買や他の暗号資産との交換は、暗号資産の価格変動により損失を被ることのある取引です。暗号資産の価格は、需給バランスの変化や、物価・法定通貨・他の市場の動向、暗号資産に係る状況の変化等の影響により下落する可能性があります。
・暗号資産関連店頭デリバティブ取引の取引価格は、当社における暗号資産関連店頭デリバティブ取引の需給バランスの変動から影響を受けて上下するほか、暗号資産関連店頭デリバティブ取引が参照する暗号資産の価格の変動から間接的な影響を受けることによっても上下するため、損失を被ることがあります。
・暗号資産関連店頭デリバティブ取引は、取引価格と建玉数量の積である取引金額を預入証拠金等の額よりも大きくできる取引です。そのため、暗号資産関連店頭デリバティブ取引の需給バランスの変動や参照する暗号資産の価格の変動によりお客様に不利な方向へ取引金額が預入証拠金等の額よりも大きく変動し、お客様の被る損失の額が預入証拠金の額を上回ることがあります。
・暗号資産関連店頭デリバティブ取引を行うにあたっての預入証拠金等の額は取引金額の50%以上であり、取引金額は預入証拠金等の額の2倍以下となります（いずれも個人のお客様の場合）。預入証拠金等についての詳細は「bitFlyer Crypto CFD とは?」をご覧ください。
・販売所における暗号資産の売買や他の暗号資産との交換の際には、購入価格と売却価格の差であるスプレッドをお客様にご負担いただいております。暗号資産の売買及び他の暗号資産との交換並びに暗号資産関連店頭デリバティブ取引のご利用に際してお支払いただく手数料、その他費用、計算方法等は「手数料一覧・税」に定める通りです。
・暗号資産関連店頭デリバティブ取引は、当社がお客様の相手方となって行われる相対取引です。
・契約締結前交付書面等の内容を十分ご確認いただいた上で、ご自身の判断と責任により取引を行ってください。