グラム(GRAM)
GRAM は、メッセージングアプリ Telegram が開発したブロックチェーンプラットフォーム「 The Open Network( TON )」のネイティブトークンです。プルーフ・オブ・ステーク( PoS )と動的シャーディング技術を採用し、高速なトランザクション処理と低コストな取引手数料を提供しています。
2018 年の開発開始後、米国証券取引委員会( SEC )との法的対立により Telegram が 2020 年にプロジェクトから撤退し、TON 財団がコミュニティ主導で開発を引き継ぎました。その後 Telegram が改めて中心的な役割を担うようになり、2025 年以降は Telegram のすべての Web3 機能が TON ブロックチェーンに統合されています。トークン名称は 2026 年 6 月にコミュニティ投票(賛成率 81.22% )により Toncoin から Gram へ正式に変更されました。
GRAM のインフレーションおよび償却の仕組みや詳細に関して
GRAM には発行上限が設定されておらず、ネットワークの安全性を維持するバリデーター等への報酬として年間約 0.3 〜 0.6% の GRAM が新規発行される仕組みを採用しており、インフレーションが発生します。一方で、取引手数料の一部がバーン(焼却)される仕組みも導入されており、ネットワークの利用状況に応じて新規発行による供給量の増加が一部相殺される場合があります。そのため、GRAM の実質的な供給量は新規発行量とバーン量のバランスによって変動し、状況に応じてインフレーションまたはデフレーションが生じる可能性がある点にご留意ください。