用語集

エスクロー

エスクローとは、第三者預託という意味で、主に第三者が介在することで取引の安全性が高まる仲介サービスを指します。

一例として、モノの売り買いでのエスクローサービスを想定してみます。

買い手が商品を購入すると、エスクローサービスの運営会社は一旦買い手から購入代金を預かり、売り手に商品を配送するよう促します。

そして買い手に商品が届いたことが確認でき次第、エスクロー運営会社は売り手に代金を渡します。

万が一、届いた商品が適切でない場合には、買い手が商品をエスクローサービスに引き渡し、支払ったお金を取り戻すことができます。この時、エスクローサービスが仲介役となるため、買い手は売り手と直接交渉する必要はありません。

暗号資産(仮想通貨)の送金取引では、お金を持ち逃げされるリスクを回避するため、マルチシグネチャ技術(マルチシグ技術)が利用されています。

※ 全てのエクスローサービス会社が上述通りのシステムを導入しているわけではありません。