ローソク足
ローソク足とは、株式や暗号資産(仮想通貨)など金融商品の価格変動をグラフで表す方法のひとつです。
それぞれのローソク足は四角の柱(「実体」とよばれることもあります)部分とその上下に伸びたヒゲ部分から成り立ちます。これらの部分は単独で「足」と呼ばれることもあり、1 日単位であれば日足、1 週間単位であれば週足、1 ヶ月単位であれば月足と呼ばれます。
ローソク足には四本値と呼ばれる、始値、高値、安値、終値の四つの値が示されています。これらの中で始値と終値は柱の部分で表現されます。
1 日、1 週間、1 ヶ月などの期間内で、最初に売買が成立した価格が始値、最後に売買が成立した価格が終値です。終値より始値の方が高い状態は「陰線」と呼ばれ、逆に始値より終値の方が高い状態は「陽線」と呼ばれます。
また、ヒゲ部分で表現されるのは、高値と安値です。高値は最も値段が高かった売買価格を表し、安値は最も値段が低かった売買価格を表します。柱から上部に突き出した線は上ヒゲと呼ばれ高値を示します。一方、柱から下部に突き出した線は下ヒゲと呼ばれ安値を示します。