株式会社bitFlyer(以下、「当社」)は、日本で初めてブロックチェーン事業の創出・育成支援を行う社内ファンド「ブロックチェーン・エンジェルファンド(以下、「本ファンド」)を組成しました。
欧米ではブロックチェーン関連事業の創出・育成のエコシステムが活発化し世界的に注目されはじめています。一方、日本ではブロックチェーンにおける各種の試験的取組みが始まったところです。日本の経済発展の為にはFinTech企業の創出・育成が必要であるという認識が広まりFinTech支援活動が徐々に活発化しているものの、まだ日本発の世界的なサービス創出に向けてのエコシステムが十分ではありません。当社は創業以来ブロックチェーンに関する調査・分析・研究開発を行っており、特にビットコイン・ブロックチェーンの独自開発・運用においては世界有数のノウハウを有しております。また、アジア・ヨーロッパ・米国進出を進めグローバル・ネットワークの構築を進めております。今回、当社が持つノウハウやネットワークを活かし、共に日本発のグローバル・ブロックチェーン事業を創出し成長させていくことを目的に下記5点の支援を想定したファンドを組成致しました。
-
- 資金調達
- シードラウンド・創業資金を中心とした支援
-
- 技術開発
- 当社のブロックチェーン関連ノウハウの共有による技術開発の支援
-
- 海外展開
- 当社の海外拠点・ネットワークを活用し世界市場への展開を支援
-
- 大手企業連携
- 当社とつながりのある大手企業のご紹介による大手企業との連携の支援
-
- 投資家紹介
- 当社とつながりのある投資家のご紹介による資金調達の支援
当社は本ファンドに係る活動を通じてブロックチェーン・サービスの創造、及び当社経営理念の一つである「ブロックチェーンで世の中を簡単にすること」の実現を目指し、ブロックチェーンベンチャー企業への資金・技術支援を行います。
ブロックチェーンを活用することで任意のデータの存在証明や、不動産などの所有権、金融取引等の管理・オペレーションにおいて高可用性を保ちながら1/10~1/100のコストにすることが期待されています。また、従来のデータベースによる管理と比べ、取引の透明性が高く改竄ができないため堅牢なシステムを提供できます。ブロックチェーンの導入による事務作業の簡便化により企業がコア業務へ注力することが可能になり、経済の活性化に寄与するものと考えられています。
株式会社 bitFlyer は三菱 UFJ キャピタル、三井住友海上キャピタル、リクルート、 GMO、電通デジタルホールディングスなどから出資を受けている日本最大のビットコイン・ブロックチェーン企業です。ビットコイン販売所・取引所、ビットコイン決済サービス、 ビットコイン広告サービスなどを提供するビットコイン総合プラットフォーム bitFlyer の 運営、及びブロックチェーンの調査・分析、ブロックチェーンを活用した新サービスの研究開発を行っています。
詳しくは、会社概要をご覧ください。